【愛也加の誕生~生い立ち】
愛也加の誕生は平成8年12月1日。
少し冷える日で雪がチラチラと舞い降りるのを、産院の窓越しに見ました。
それから愛也加は予定日通りに安産で生まれてくれました。
愛也加の妊娠に気付いたのは同じ平成8年4月1日でした。
6月6日・母子手帳をもらいました。
私はまた女の子が欲しいな~と思っていました。
6月18日・健診のときに、まだ性別はわからないだろうと思いながらも、
お医者さんに「どっちかわかりますか?」と質問すると、お医者さんは「どっちがいい?」、
私は「女の子がいいな~」と言うと、『う~ん、女の子かな』と教えてくれました。
すっごく嬉しかったです。
私、子供の頃から将来の家族設計を好き勝手に作っていて、子供は女の子が二人欲しい!と決めていました。
可愛らしい洋服をお揃いでいっぱい、いっぱい着せて、髪の毛は長く伸ばして可愛く、
可愛く結ってあげて、二人にはピアノを習わせて、家族のイベントの時には連弾をしてもらって…いろいろと想像していました。
それが叶う!!そう思っただけでとっても幸せでした。
まだお腹の中の愛也加に、お姉ちゃまとお揃いで着れる洋服を早くも注文していました。
6月30日・5ヶ月の戌の日(いぬのひ)だったので神社に安産祈願に出かけました。
7月20日・海の日です。
毎年行われていた花火大会に出掛け、ドンドン響く大きな音に、お腹もビックリ!!
8月13日・おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に鹿児島へ家族旅行に出かけました。
少々台風が気になりながら・・・
次の日、鹿児島に台風が直撃して高速道路、全面通行止め!!
家まで辿り着くのに随分時間がかかったね。
(まだ、お腹の中だったけど、愛也加との旅行はこれ一度だけでした…)
9月18日・定期健診で愛也加はすっかり大きくなっていて、1416g
10月2日・定期健診でまたまた体重が増えて、1824g
お医者さんはいつも、『経過よし!』『赤ちゃんはすこぶる元気!』と言葉をかけて下さるので、すごく安心でした。
11月1日・予定日までちょうどあと一ヶ月。
体重も2300gまで成長して、いつ生まれても大丈夫!
「早く愛也加に会いたいな~」。
毎日毎日みんな楽しみにしていました。
12月1日・午後5時39分、無事出産!(*^_^*)!体重3032g
元気な元気な女の子!生まれてすぐお腹が減っているのか、指をお口に入れてチュッ、チュッ。
泣いているかと思うと、眠ってしまう、そしてまた泣いて・・・
お姉ちゃまのように泣くのかな?!
生まれた愛也加は色が白くて女の子っぽい、指がスーッと長くて、爪も長くて、産毛は薄くて、
泣き声も可愛く、とにかく全部が可愛いのです。
2日目、朝10時に授乳室で会いました。
お腹減って泣いているかな~と思ったら、グッスリ…
おっぱい吸ってみたけど、まだ出なかった。
ゴメン、ゴメン 許してーー(今度は頑張るからね)
ミルクもらって10ccあげると、クーッといい飲みっぷり!アッという間だったネ!
「足りないっ!」て顔してたけど、すぐゲップも出してスヤスヤ眠ってくれました。
3日目、朝7時に授乳室で会い、ミルクを飲みながらプリプリって出してしまいましたね。
夜10時の授乳の時、やっとおっぱいが出て、とっても嬉しかった。
4日目、朝目が覚めると、おっぱいも少しづつ張ってきて体調もすごく良く、
授乳室へ行くと愛也加は、スースー気持ちよさそうに良く眠っていて「とっても幸せだな~」。
愛也加を胸に抱いて幸せをかみ締めていました。
5日目、授乳の時間に会いに行くと、泣いてる、泣いてる!
おっぱいが出てくるとミルクの量が減るので、お腹がすくのかな?
6日目、夜中1時・朝4時の授乳時間におっぱいあげると良く眠ってくれて、おりこうさん!
7日目、夜中1時・朝4時・7時、授乳時間に会いに行くと良く眠っています。
この日は退院です。
家族が待ってるお家へ帰りますよ。
帰ったその日は、おばあちゃんにお風呂入れてもらってにっこり笑ったように見えたよ。
クリスマスには、『ホワイトのツリー』をパパが買ってきてくれましたね。
お正月には年始の挨拶、「これからもよろしくね」って言ったよね。
次の日、1月2日は、『お宮参り』に出掛けましたね。
安産祈願をしてもらった神社です。
2月1日・この日は、ママちゃんのBirth dayでしたが、次の日の日曜日にまわして、ホテルでお祝いしてくれましたね。
全然泣かなくて、おりこうさんにお祝いしてくれて本当にありがとう。
2月16日・自宅へ帰ってきました。
さぁ~これから頑張っていかないと!家族が増えて大変かな?と思っていたけど、
愛也加はいつもおりこうさんなので、悩まされることがなく、いつも楽しくて、楽しくて!
お風呂も大好きで喜んで入ってくれるし、おっぱいもミルクもいっぱい飲んで、よく眠ってくれて、
とってもゆっくり育児が出来て、お姉ちゃまの時とは全然違って余裕がありました。
お姉ちゃまも毎日、毎日、愛也加を抱っこしてすごく可愛がってくれて、
パパも仕事の合間に、こっそり帰ってきてよく眺めていました。
おっぱいは私しかあげられないけど、ミルクのときはパパがすかさず哺乳瓶を取り…
(イヤイヤ、お姉ちゃまとパパは取り合いでした!)
パパと愛也加はジッーと見つめ合い、パパはいろんなこと語りかけてたな~。
家族みんなが愛也加の傍に居て、家族みんなが大!大!大好きで!
本当に本当に幸せでした。
3月3日の『初節句』
うちには二人のお雛様が居る、ひな壇飾りの前でお写真も撮りましたね!
3月10日・生まれて100日目
『お食い初め』、一生食べ物に困らないように、お祝いしました。
おめでたい(鯛)で、鯛のお吸い物を愛情たっぷり込めて作ったけど、愛也加は、何これ?って変な顔したね。
ふふぅ、可愛かった。
4月1日・今日から保育園へ通うようになります。
まだ慣らし保育なので、すぐにお迎えに行くのですが、やっぱり私は朝からそわそわしていました。
愛也加はまだ何も分かっていないので、いつものようにミルクをいっぱい飲み、よく眠っています。
2時間後、お迎えに行くと愛也加が居ました。
少しの間でも離れていると次に会う時とても嬉しく、とっても可愛く思え、すぐに抱きしめました。
園からのお便りには、こう書いてあります。
「保育園入園おめでとうございます。
大切な赤ちゃん、愛也加ちゃんを、今日より心をこめて保育させていただきます。
出会いに感謝します。
これから毎日を園で過ごすようになり、成長の一つ一つを共に喜び合いたいと思います。
今日第一日目の保育でしたが、機嫌良く過ごせましたヨ」
4月8日
まだ慣らし保育期間中でお昼過ぎにお迎えに行き、その後、佐世保市保健所で4ヶ月健康診査がありました。
「何一つ異常はなく、順調に育っています」とスタンプを押してもらい安心して帰ってきました。
4月13日(日)
家族で家具を見に行きました。
ベビー服を早く卒業させて、姉妹お揃いで着れそうなのを見付けては買っていた私。
だんだんタンスに入りきれなくなったので、大きくてオシャレなタンスを買いました。
結局、可愛いお揃いの洋服は、袖を通すことなく残ってしまいました。
4月14日(月)
朝、愛也加を起こそうと声を掛けました。
『あやたん、おはよ~う。』すると愛也加はニッコ~ッと笑いました。
それからミルクを飲み、保育園へ出かける身支度をしました。
さあ~、一週間の始まり!
普通なら私が保育園に二人を連れて行くのですが、
この日はお姉ちゃまのお腹に、プツプツと湿疹があったので、皮膚科へ連れて行きました。
愛也加はどうしようかと悩んだのですが、もし一緒に皮膚科へ連れて行き、変な伝染病などに罹ったら可哀想だし・・
それよりも保育園の方が安全だと思い、主人にお願いしました。
(今は愛也加も皮膚科へ、連れて行けばよかったと後悔しています)
月曜日の病院はどこも混み合うので、なるべく早く家を出ようと、9時前に家を出ました。
それと同時に、パパと愛也加も家を出ました。
パパと一緒の愛也加は、車の助手席にベットマットで愛也加専用のシートを作ってもらい、
保育園までの車の中で二人は顔をあわせて何度もニコニコ笑ったそうです。
車を降りて保育園に着くまで機嫌良かったのですが、担任の保母さんへ渡すときに、
ちょっと、ぐずってしまったそうです。
お姉ちゃまの診察も終わり、10時20分頃保育園へ連れて行きました。
その時、愛也加を連れて帰ればよかったのですが、お迎えの時間にはちょっと早いかな?
今日もお昼過ぎにお迎えに行くから、一度戻って、朝掃除できなかった分、今、掃除済ませてからお迎えに行こうと思いました。
家に着いてすぐに掃除を始め、フーゥ終わった…と思った瞬間…
11時9分、電話がなりました。
⇒ 「 事故…あの日から 」 に続く
